姉妹都市交流 第5回糸魚川交流美術展 開催報告
今年も例年のように塩尻市民の作品を糸魚川市の「市展」に展示しました。その様子をお知らせいたします。
今年の糸魚川市の「市展」は10月6日(土)7日(日)8日(月)に行われました。それに合わせて、7月から塩尻市民に出品の募集を行い、9月16日(日)に作品を塩尻市文化センターに搬入していただきました。今年の出品点数は日本画1点、洋画23点、木彫1点、合計25点となり、出品者の内わけは塩尻美術会の会員が24名、一般が1名でした。
今年の糸魚川市の担当者は昨年と代わり藤川智聡さんでしたが、事前の打ち合わせは電話のみで行いました。展示する会場は、昨年同様市民会館の地階の部屋で、パネルを11枚と長机1脚を用意していただくようにお願いしました。
10月4日(木)作品を積み込み高橋朋之さんにお手伝いをお願いし、朝7時糸魚川市に向かいました。3時間ほどで到着。会場にはパネルがきれいに並べられ、机も用意されていました。早速作品を降ろし展示しました。約2時間かかりましたが無事展示することができました。
10月8日(月)6:30塩尻市役所に6人が集合。車は2台、途中で2名が乗車し、合計8名で糸魚川市に向かいました。2回休憩を取りながら9時40分姫川港に到着。好天に恵まれ風もなく絶好のスケッチ日和。みなさんそれぞれ気に入ったところを見つけ早速スケッチ開始。この日は防波堤やテトラポットの上で釣りを楽しんでいる人が多く、時折「釣れた 釣れた」と騒いでいる声が聞こえてきます。参加者の皆さんは漁船や展望台を描いたり、打ち上げられたと思われるフグを描いたり、自分の気に入った所を描いていました。昼食は昨年同様近くの公園に移動し一緒に食べ、午後は戻って続きを描きました。二枚描いた人もいました。
3時にはスケッチを終わりにして市展の会場である市民会館に行きました。最初に自分たちの作品を鑑賞し、続いて糸魚川市の方々の作品を見ました。会場には絵だけでなく、書道、写真、工芸、彫刻なども展示されていましたが、昨年より点数が減っている感じがして少し残念に思いました。
今年も運営委員の金井さんとお会いしお話することができました。「糸魚川市は以前は絵画活動が盛んで、沢山制作する方がいたが、段々いい指導者がいなくなり、それに連れて制作者が少なくなってしまった。また最近は若い人の関心が薄く、なかなか出品してもらえない」と嘆いていました。何とか金井さんに踏ん張ってもらって少しでも盛んになるようエールを送りました。
4時からは片づけ。行ったメンバー全員で作品を箱に入れ車に積み込み。片付けは短時間で終了。糸魚川の方々に挨拶をして、帰路につきました。今回参加者が少なくて残念でしたが、スケッチをしたり、糸魚川市の方々の作品を見ることができて、とてもいい時間を過ごすことができました。