姉妹都市交流 第4回糸魚川交流美術展 開催報告
この展覧会は今年で4年目となります。今年も例年のように塩尻市民の作品を糸魚川市の「市展」に展示させていただきました。その様子をお知らせいたします。
今年の糸魚川市の「市展」は10月7日(土)8日(日)9日(日)に行われました。それに合わせて、7月から塩尻市民に出品の募集を行い、9月17日(日)に作品を塩尻市文化センターに搬入していただきました。今年の出品点数は日本画1点、洋画19点、木彫1点、陶芸4点で合計25点となりました。出品者は塩尻美術会の会員が24名、一般が1名でした。
9月6日(水) 糸魚川市に出向き、事前の打ち合わせをしました。今年の担当は昨年同様八木小百合さんでした。展示する会場は、まだ決まっておらず、場所の候補は市役所を入って直ぐ右側の展示スペースか、市民会館地階の部屋のいずれかになる見込みということで、両方を見せていただきました。地階の方が糸魚川市の皆さんの展示場所に近いので、できればそちらがいいように思うというお話をさせていただき帰宅しました。後日電話連絡をしましたところ、選挙がある関係から、地階で展示をお願いしますということで、パネルを11枚と長机2脚を用意していただくようにお願いしました。
10月6日(水)作品を積み込み小沢奈央さんにお手伝いをお願いし、糸魚川市に向かいました。会場には八木さんが待っていてくれ、パネルもきれいに並べられていました。早速絵や陶芸などの作品を降ろし展示しました。約2時間かかりましたが無事展示することができました。
10月9日(月)6:30塩尻市役所に13人が集合。車4台に分乗し、糸魚川市に向かいました。途中2回休憩を取りながら9時40分姫川港に到着しました。好天に恵まれ暑いくらいの日になりました。みなさんそれぞれ気に入ったところを見つけ早速スケッチ開始。日陰の場所で描く人が多く、漁船を大きく描いたり、魚を水揚げする所を描いたりしていました。昼食は近くの公園に移動し皆さん一緒に食べ、午後は戻って続きを描きました。
3時に市展の会場に行き、自分たちの作品や糸魚川市の方々の作品を見ました。会場には絵だけでなく、書道、写真、工芸、彫刻なども展示されていました。また、今年は特別企画として糸魚川市の過去に起こった災害の様子や、昔の街並みの写真などが展示されていました。糸魚川市は過去にも大きな火災の被害があったり、水害にみまわれていたことなどが分かりました。八木さんや運営委員の金井さんなどにもお会いし、お話することができました。
4時から片づけ。行ったメンバー全員で協力し、作品を箱に入れ車に積み込みました。展示には時間がかかりましたが、片付けは人数が多かったので短時間にできました。八木さんや他のスタッフの方々に挨拶をして、帰路につきました。往復約6時間と乗車時間が長く疲れましたが、スケッチをする時間がとれたり、糸魚川市の方々の作品を見ることができて、とてもいい時間を過ごすことができました。